THZ80ユーザーズマニュアル

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THZ80

小型(50mm×60mm)サイズにワンチップCPU(東芝TMPZ84C015−12)、ROMソケット、SRAM256K、リセットICを実装しました。

ビットパラレルポート2チャンネル、シリアル2チャンネル、タイマー出力等を備えていますので、小規模な制御システムなら本ボード1枚で完成します。
実験、学習用にも最適です。

フトウェアはZ80互換ですから従来のZ80資産が使えます。(ICE未対応)


構成

CPU: TMPZ84C015−12(ワンチップCPU)
システムクロック: 9.8304MHz(標準実装) 最高12MHzまで
メモリー: EPROM256K実装可能 SRAM256K(70ns) 実装済み(バッテリーバックアップ対応)
PIO: 8ビット2チャンネル(ワンチップCPUに内蔵)
SIO: 2チャンネル(ワンチップCPUに内蔵)
CTC: 4チャンネル(ワンチップCPUに内蔵)
ウオッチドッグタイマ: ワンチップCPUに内蔵
CGC: ワンチップCPUに内蔵
外部バス: なし
外部割り込み: NMIのみ(後述による方法で増設可)
入出力コネクタ: 26ピン×2 ヒロセHIF3FC−26PA−2.54DSA(標準実装)
コネクタピッチ: 40.64mm(中心〜中心)
外形寸法: 50mm×60mm×17.8mm(標準コネクタ実装時)
取付穴寸法: 42mm×52mm 4−φ3.5
電源: DC5V±5%


ピン名称と機能

ピン名称 形態 機能
!ASTB 入力 ポートA用ストローブ入力
ARDY 出力 ポートA用レディ出力
PA0〜PA7 入出力
3ステート
ポートAデータ
!BSTB 入力 ポートB用ストローブ入力
BRDY 出力 ポートB用レディ出力
PB0〜PB7 入出力
3ステート
ポートBデータ
TO0〜TO2 出力 ゼロカウント/タイムアウト出力
TO3は省略
TRG0〜TRG3 入力 外部クロック/タイマトリガ入力
+5V
 
+5V電源端子
BATT
 
バックアップバッテリー端子
!SYNCA
!SYNCB
入出力 シリアル同期信号
!W/!RDYA
!W/!RDYB
出力 SIO部のウェイト/レディ信号A及びウェイト/レディ信号B
T/RXCA
T/RXCB
入力 シリアル送受信クロックA及び送受信クロックB
RXDA
RXDB
入力 シリアル受信データ
TXDA
TXDB
出力 シリアル送信データ
!RTSA
!RTSB
出力 送信要求信号
!DTRA
!DTRB
出力 データターミナルレディ信号
!DCDA
!DCDB
入力 データキャリアディテクト信号
!CTSA
!CTSB
入力 送信可能信号
!RESET 入出力 リセット信号
!NMI 入力 ノンマスカブル割り込み要求信号
CLK 出力 クロック出力
!WDTOUT 出力 ウォッチドッグタイマ出力
GND
 
GND端子


メモリーマップ

0〜7FFF ROM(未実装)
8000〜FFFF RAM(実装済み)


内部I/Oアドレスマップ

内部I/O チャンネル I/Oアドレス
CTC
(カウンタタイマ)
ch0 #10
ch1 #11
ch2 #12
ch3 #13
SIO
(シリアルI/O)
chA送信/受信バッファ #18
chAコマンド/ステータスレジスタ #19
chB送信/受信バッファ #1A
chBコマンド/ステータスレジスタ #1B
PIO
(パラレルI/O)
Aポートデータ #1C
Aポートコマンド #1D
Bポートデータ #1E
Bポートコマンド #1F
ウォッチドッグタイマ/スタンバイモード設定レジスタ WDTER,WDTPR,HALTMR #F0
ウォッチドッグタイマー
コマンドレジスタ
クリアーコマンド(4E
ディセーブルコマンド(B1
#F1
ディジーチェーン割り込み優先順位設定レジスタ bit2〜bit0のみ使用 #F4


使用上の注意
《メモリー》
ROMは256Kをご使用ください。また、標準Xtal(19.6608MHz)使用の場合、システムクロックは9.8304MHzになります。ROMのアクセスタイムは100ns以下をご使用ください。
ROMを抜く際にマイナスドライバーなどでこじると、パターンを傷つける恐れがありますので御注意ください。
RAMは日立HM62256BLFP-7または同等品が実装されています。バッテリーバックアップ時の消費電流は約11μA(MAX)です。

《リセット動作》
リセットICは三菱M62021を使用しています。内部で10Kオームでプルアップされ、オープンコレクタ出力です。外部からのリセット入力も可(CN2-21)
パワーオン、電源電圧低下(4.4V±0.2V)でリセット開始し、約27ms保持します。

《割り込み》
NMI端子は10Kオームでプルアップされています。(CN2-22)
外部からの割り込みはNMIしかありませんが、PIO,CTCの空きチャンネルを使って割り込み入力を増やす事ができます。
 (CTC3チャンネルを使った割り込み入力増設例)
  1.割り込みモード2とし、割り込みベクタの設定をする。
  2.チャンネル3をカウンタモード、タイムコンスタントレジスタに1を設定する。
以上でTRG3(CN2-25)が割り込み入力端子になります。

《SIO》
送受信クロックはT/RXCA(Ach),T/RXCB(Bch)端子に入力してください。
CTCより供給する場合も外部で接続する必要があります。

《その他》
TP端子にはメモリーライト信号が出ています。ROMエミュレータ型ICEをご使用の際にはチェックピンを付けてください。
電源は5V±5% 消費電流はMAX100mA程度です。


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